無農薬農薬 でございますわよ~

 

 家庭菜園においてできるだけ農薬は使用したくないというのが人情というものです。とはいえ農業の専門書やプロは必要最小限の農薬の使用を勧めています。現在の農薬は一昔前に比べると比較的安全ですし、無農薬にこだわって害虫や病気で野菜に大きな被害が出てしまえば元も子もないからです。

 以上を踏まえ私なりに考えてみたのですが我が家の畑では害虫が大量発生したり、病気の被害が甚大なときは農薬を使用しますが、平時は天然材料で虫を殺すのではなく寄せ付けない手法をとりたいと思います。

 具体的には作付け前半は木酢液を吹きかけ虫除け病気対策を。んで収穫が迫った頃は・・・・・さすがに木酢液の使用はためらわれます。
 そこで思い浮かべるのがTOKIOの鉄腕ダッシュで作っていた「無農薬農薬」。焼酎やヨモギ、ニンニク、唐辛子などを煮詰めて作る典型的な虫除け液です。

 ネットで調べてみると多くのサイトで作り方を紹介していますが、以外と手間がかかるようで実践するのはかなり難しそう・・・・。それが証拠にほとんどのサイトが他からの引用で実際に自分で作って説明しているサイトは本家の公式サイトのみです。臭いも強烈そうですし多分一般家庭で作るのはかなり勇気がいりそうです。

 ただ本屋さんで色々調べてみると、焼酎や酢、唐辛子などを利用した虫除けはかなり昔から行われていたようで一番簡単なものは「焼酎と酢」を同量混ぜそれを100倍近くまで希釈して散布するというもの。アブラムシ対策の場合はこれに牛乳を混ぜればよいのだそうです。

「これなら私でも作れるし安全でございますわね」

 野菜栽培に使用する無農薬農薬は焼酎&酢 これで決定です。

 さて私が考えた(というよりは本屋さんの本を参考にしたのですが)無農薬農薬は以下のとおり。

①なるべく度数の高い焼酎に唐辛子を漬け込む
②使用時は唐辛子焼酎とお酢を同量混ぜ、水で100倍以上に薄め散布。
③アブラムシが発生したときは牛乳も少量混ぜる。

 以上。いたって簡単です。効果の程は今年実際に使用してみないとわかりませんが色々試していきたいと思います。

 

そんなわけで無農薬農薬の製造開始です。

 まずは焼酎。果実酒用のホワイトリカーあたりが安いし度数も高い(35度)しベストかな~と思っていましたが、量販店でこんなの見つけてしまいました。

無農薬農薬

 名付けて「しぶぬき専科」。写真はすでに唐辛子を入れてしまった後のものですが、柿の渋抜きようのお酒でアルコール度数はなんと47度。値段もお手頃ですし、なにより飲用も可能とのこと。即決で購入しました。

 唐辛子はどこでも販売していますが、意外と迷ったのがお酢です。
お酢の成分を見てみると「食塩」や「砂糖」「旨味成分」といった調味料が微妙に混ぜられているんですね。お酢の使用目途にあわせ、味を微調整してわけです。流石です。だけど野菜には必要のない成分ですし私がほしいのは純然たるお酢で安いもの。どうにも心に引っかかるものがありこの日はお酢の購入は断念。イメージ的には業務用で一升瓶なんかにはいった安物のお酢を考えているのですがいざ探してみると意外とないものです。

 まぁ場合によっては通販サイトなんかも調べてみたいと思いますがお酢の購入は後日の宿題としたいと思います。

 とりあえずこの日は渋抜き専科に唐辛子を投入。使用するのは1ヶ月ほど後になると思いますのでこのまま放置。

 ちなみに後日談になりますが、臭いを確認しようと指に唐辛子入り渋抜き専科を軽く塗り確認したのですが、臭いはさほど・・・というようりほとんど感じませんでした。さすがに味の方は確かめる気にならなかったのですが、悲劇はその日の夜におきます。
 実は渋抜き専科を指に塗った後、私はテッシュで拭き取ってそのままだったんですね。もちろんトイレや歯磨きなんかで手は何度か洗ったはずなんですけど、指先に成分が残っていたのでしょう。夜、布団の中で何気なく指で目をこすると・・・・・今まで感じたことのないような熱感が・・・まるで目の血管が破裂したような刺激痛にみまわれ、しばらく目を開けることができませんでした。最初はなにが起こったのか分からなかったのですが、おそらく唐辛子入り渋抜き専科の成分が指先に残っていてそれが目に付着したのでしょう。
 はっきりいってかなり強力です。虫さん達覚悟しなさい!身をもって威力を確認した無農薬農薬をお見舞いしてやりますわよ!

無農薬農薬